
11.4
サービスレベルでのファンブル
239
分析上、スキャンデータが役に立つのは、スキャンの送信者ではなく応答者のほうだ。攻
撃者は、ネットワーク管理者よりも積極的かつ頻繁にネットワークをスキャンする。そのた
め、スキャンに応答したホストを調べると、次の監査よりずっと前に新しいシステムやサービ
スを発見できる。
おそらく、スキャンの動向を知ることにはいくらかの価値があるだろう。いくつかの組織が
似たようなデータを提供しているが、SANSは現在のスキャン統計データをインターネットス
トームセンター(https://isc.sans.edu)で管理している。傾向を知ることに価値があるにしても、
上位5つのポート(ポート22、25、80、443、139)が圧倒的なため、なかなか傾向をつかむの
は難しい。
11.3.3
UDP
ファンブルの特定
UDPトラフィックから失敗したUDP 接続を特定するのはほとんど不可能である。TCPプロトコ
ルには対称性があるが、UDP
は配信を保証しない。UDPサービスが何らかの対称性や相互依存性
を提供する場合、それはそのサービス固有の属性である。UDPファンブルを特定するには、ネット
ワークマップが最適で、次にICMPトラフィックが向いている。
11.4
サービスレベルでのファンブル
一般的に、サービスレベルのファンブルはスキャン、自動エクスプロイト、さまざまなスカウティ
ングツールによって起こる。ネットワークレベルのファンブルとは違って、サービスレベルのファン
ブルは通常はっきりと特定で ...