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章
参照と検索:身元を確認するツール
個々の警告や、イベントを報告するログファイルの各行は、イベントの発信元に関する基本的な情
報を提供する。IPアドレスからだけでも、地理的な位置情報を導き出すことができるし、DNSで逆
引きすることもできる。本章では、ホストの身元追跡に利用できるツールを取り上げる。
本章では、「2.1 ネットワーク階層とセンサー」で述べたOSIスタックを「上がって」いく。OSIレ
イヤは、一連の検索プロセスとみなすことができる。各レイヤは、レイヤ2のMACアドレス、レイ
ヤ3のIPアドレス、レイヤ4のポートと、それぞれアドレス指定情報の一部を提供する。これらの
情報は、さまざまな参照システムを通してレイヤ間を移動する。例えば、アドレス解決プロトコル
(ARP)はIPアドレスをMACアドレスにマッピングし、DNSはドメイン名をIP アドレスにマッピン
グする。ただし、やはりこの抽象化は完璧
ではない。例えばDNS変換ではOSIスタックを上下に移
動しない。しかし、各レイヤを上がっていくことで、個々のアドレスの意味と、セキュリティ調査へ
の関連を理解できるだろう。
以下では、MACアドレス、IPv4とIPv6、インターネットレイヤ情報、DNS、上位レベルのプロ
トコルの順に節が構成されている。最後に、階層化モデルには収まらない他の重要なツールを説明
する。レピュテーションデータベースとマルウェアリポジトリである。
残念ながら、一部の検索テクニックはメンテナンスがよくないパブリックデー ...