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章 ファンブルの処理
スパムに埋もれてしまう。その一方で、攻撃者がファンブルを行う理由(予備調査)には意味がない。
スパマはアドレスが存在するかを調べたりしない。ただスパムを送るだけだ。
失敗したSMTPアドレスを分析する理由があるとしたら、ごまかしを見破るためである。複数の
APT型のスピア型フィッシングメールで、攻撃者がTo: 行に本物のような偽のアドレスを入れている
のを見たことがある。このアドレスは企業が倒産したために無効になっているか、メールに表面上の
正当性を与えるために意図的に追加しているのだと思われる。
11.5
ファンブルの分析
優秀な研究者がさらに優れた手法を考え出すまでは、スキャン検出はつまるところX 個のイベント
をYサイズの時間ウィンドウで検査することになるだろう。
−
Stephen Northcutt
ファンブルに対する警告は、スキャン、スパム、および攻撃者が標的のネットワークに関する知識
がほとんどない場合
の他の現象の検出に利用できる。
11.5.1
ファンブル警告の作成
ファンブルがたまたま発生したものではない疑いがあるときに警告を発することが、ファンブル検
出の目的である。そのためには、まず本章で示したルールを使ってファンブルイベントを集めなけれ
ばいけない。このメカニズムは以下のようになる。
1. 対象のマップを作成または調査し、攻撃者が実際の標的に到達しているかどうかを判断する。
2. トラフィックから接続に失敗した証拠を調べる。接続失敗の例には以下があ