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章
分析のためのデータ記録:
リレーショナルデータベース、
ビッグデータ、その他の選択肢
本章は、トラフィック分析に用いるデータを格納する方法に焦点を当てる。データ記録は、情報
セキュリティ分析における基本的な問題を提起する。情報セキュリティイベントは大量の無害なログ
ファイルに散在している。そのため、効率的にセキュリティ分析を行うには大量のデータを迅速に処
理する必要がある。
迅速なデータアクセスを容易にするにはさまざまな方法が利用できる。フラットファイル、従来の
データベース、新興のNoSQLパラダイムが主な選択肢として挙げられる。それぞれ、格納するデー
タの構造や関与するアナリストのスキルによって、設計上のさまざまな長所と短所がある。
フラットファイルシステムではデータをディスクに記録する。通常はアナリストが簡単な解析ツー
ルを使って直接アクセスする。ほとんどのログシステムはデフォルトでフラットファ
イルデータを作
成する。ある一定数のレコードを作成すると、ファイルを閉じて新しいファイルを開く。フラットファ
イルは読み取りや分析が簡単だが、最適なアクセスを実現するようなツールはない。
OracleやPostgresなどのデータベースシステムは、エンタープライズコンピューティングの根幹
をなす。データベースシステムは明確に定義されたインタフェース言語を使い、システム管理者や管
理者を容易に探すことができ、安定した拡張性のある解決策を提供するように設定できる。その一
方で、ログデータを扱うようには