
326
15
章 ネットワークマッピング
15.1.5.1
サーバの特定
サーバは、セッションを受信しているポートを探し、そのポートへの通信の多様性を調べると特
定できる。セッションを受信しているポートを特定するには、パケットの最初のフラグと残りの本体
を区別する必要がある。これは、
pcap
のデータかフロー計測データにアクセスできれば可能である
(「5.11.1 YAF」で説明したように、YAFで取得できる)。フローの場合は、SYNとACKで応答す
るホストを特定すればよい。
$ rwfilter --proto=6 --flags-init=SA|SA --pass=server_traffic.rwf \
--start-date=2013/05/13:00 --end-date=2013/05/13:00 --type=in
この方法はUDPではうまくいかない。UDPでは任意のポートにデータを送信できるし、応答がな
くても問題ないからだ。
UDPとTCPの両方で使える代わりの方法は、ポートとプロトコルの組み合
わせの多様性を調べる方法である。この方法には「15.1.4.2 プロキシの特定」で簡単に触れている
が、ここで詳しく説明する。
サーバは共有資源である。つまり、アドレスは複数のクライアントに共有されているので、時間が
経つにつれ、複数のクライアントがサーバのアドレスに接続することが見込まれる。したがって、複
数の送信元 IP・ポートのフローが、すべて同じ送信先IP・ポートと通信しているのを観測するこ ...