
9.2
通信と探査
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9.2
通信と探査
本書で説明したように、ネットワーク監視の多くは受動的に行う。しかし、能動的な監視と検査を
するべき状況も多い。この節で紹介するツールは、能動的にネットワークの調査や探査(プローブ)
を行う。
本書の目的に照らして、監視インフラを能動的に補うツールに重点を置く。これらのツールの目的
は、サンプルセッションの提供(netcat)、能動的な探査による受動的な監視の補足(nmap)、特定の
監視設定を検査するために工夫されたセッションの提供(Scapy)である。
9.2.1
netcat
netcat(http://nc110.sourceforge.net)は、Unixコマンドラインツールで出力をTCPソケットや
UDPソケットにリダイレクトできる。netcatは、ソケットをパイプアクセス可能なありふれたUnix
FIFOに変える。またnetcatを使うと、クライアント、サ
ーバ、プロキシ、ポートスキャナを簡単に
実装できる。
netcat host port
を使うと、netcatを簡単に呼び出すことができ、指定のホストとポート番号へ
のTCPソケットを作成する。以下のように標準のUnixリダイレクトを使って入力をnetcatに渡し、
出力を読み込む。
$ echo "GET /" | netcat www.oreilly.com 80
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