
44
ですが、ここでは、「プロジェクトをマネジメントしていくうえで前提とすべき
価値観」を意味します。 本章は抽象的・哲学的な内容になりますが、本書第 5
章以降に記載しているプロジェクトマネジメントの方法論の土台になるもので
す。お読みいただくことで「本書で提示している方法論は、なぜそのような方
法論なのか」「紹介しているワークをなぜ行うべきなのか」という根源的なとこ
ろを理解いただけるはずです。
─
─────────────────────────────────
3つの世界観
プロジェクトを進める方法を考えるうえで何より重要なのは、単に方法論
だけに関心をもつのではなく、前提となる価値観にも目を向けること
•
リーダーはすべてを把握して正しい指示を部下に出し、部下は有無を言わず
に、リーダーの指示に応えるべきである
•
仕事のやり方、プロジェクトの進め方はすでに確立されているのであって、
それに対して違和感をもつなんてナンセンスである。上司が言うとおりにや
ればよい
•
私が白と言っているのだから白だ。黒であるはずがない。黒だと主張するお
前が間違っている
… ...