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本章のまとめ
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両利きのプロジェクトマネジメントとは、プロジェクトをマネジメ
ント(推進)する際に、特定の手法に固執することなく、プロジェ
クトの目的や状況に合わせて相対する複数の手法や考え方を柔軟に
バランス・選択しながらプロジェクトをマネジメントすること、つ
まり直線的なモードと曲線的なモードを使い分けること
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「直線」は合理性や計画性などを重視し、一直線にゴールを目がけ
て進んでいくマネジメントスタイル(直線的なモード)。「曲線」は
散歩をするように、必ずしも具体的なゴールを求めることなく、さ
まざまなものに偶発的に出会うことを意図するマネジメントスタイ
ル(曲線的なモード)
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直線的なモードと曲線的なモードという相対する考え方・方法論を
もつことで、それがプロジェクトを進める際の判断軸となり、より
適切なマネジメントの手段が判断できるようになるだけでなく、あ
る手段がうまくいかなかった場合に別の手段を次善策として選択し
やすい状態にもなる。
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大事なのは、いま自分や自分たちがどちらのモードでプロジェクト
を進めようとしていたのか、進めるべきかということに自覚的にな
り、用いるべきモードをチームですり合わせること