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導
入
編
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設
計
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ア
キ
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設 計 の 目 的とは
さて、肝心な設計の目的に話を移しましょう。設計の目的は、次のとおり
です。
①要件定義の内容をシステムでどのように実現するかを検討する
②要件定義で明確になっていない外部仕様を検討する
③開発の関係者間で情報を共有する
④システムの品質を高める
⑤メンテナンスのために設計情報を残す
②として、「要件定義で明確になっていない外部仕様を検討する」ことを
挙げているのは意外に思うかもしれません。「設計でも外部仕様を検討する
の?」「外部仕様を決めるのが要件定義の役割でしょう?」という疑問がわ
くかもしれません。こうした疑問に答えるには、そもそも要件定義というも
のが何かを明確にする必要があります。
要件定義の目的は、「システムの利害関係者(ステークホルダー)に対し
て、システムが必要とする機能や特性を明確に定義する」ことです。ただ
し、この定義は間違ってはいないのですが、少し言葉が足りません。これだ
けでは、設計で外部仕様を検討することを説明できません。要件定義には暗
黙的な大目的が隠れています。それは、「開発工数を見積る」ことです。つ
まり、要件定義は「『開発工数を見積る』ために、システムのステークホル
ダーに対して、システムが必要とする機能や特性を明確に定義する」ことが
目的なのです。要件定義は、開発工数を見積るレベルまで要件を定義できた
ら終了するのです。その後、要件定義の残りの外部仕様は、設計で検討する
ことになります。例えば、ユースケース記述が完成してユースケース数から ...