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導
入
編
1
設
計
編
ア
キ
テ
ク
チ
ャ
編
2
3
4
5
6
7
3
か、ネットワークの帯域が足りなくなるなどすると、レイテンシだけが大き
かったり、スループットだけが小さかったりします。時間挙動を評価するに
は、スループットとレイテンシの両方を調査する必要があります。
保守性
保守性の定義と副特性を表3-23に示します。
表
3
-
23
:保守性
品質特性 定義
保守性
(maintainability)
修正に応じられるソフトウェア製品の能力。修正は、環境、要件
事項および機能仕様の変更に対応したソフトウェアの訂正、改良
または改作を含む
分析のしやすさ
(analyzability)
ソフトウェアの欠陥または故障の原因
が診断しやすく、修正すべき部分を特
定しやすい、ソフトウェア製品の能力
可変性
(changeability)
指定の修正が実現可能となるソフト
ウェア製品の能力
安定性
(stability)
ソフトウェアの修正による予想外の作
用を回避するソフトウェア製品の能力
試験容易性
(testability)
修正したソフトウェアの妥当性確認を
可能にするソフトウェア製品の能力
保守性関連適法性
(maintainability
compliance)
保守性に関する規格または協定を順守
するソフトウェア製品の能力
保守性は、システムの修正のしやすさを表す品質特性です。最近のシステ
ム開発の現場では、この保守性が重要視されています。詳細は「アーキテク
チャ編」で説明します。