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設計と見積り
見積りは、要件定義の結果をもとに行うことが最も多いでしょう。これ
は、要件定義の目的とも関係しています。要件定義は、ユーザー企業側が主
導して行うことが多く、ユーザー企業としてどのようなシステムを開発した
いのかを決めるものです。どのようなシステムを開発するのかを定義するこ
とによって、システム開発会社に開発を依頼することができます。システム
開発会社は、要件定義の結果を分析し、開発を受けるための金額や期間や条
件を見積ります。
見積りは要件定義の後だけでなく、開発を行っている途中でも開発規模の
メトリクスとして計測します。メトリクスとは評価指標という意味で、ソフ
トウェアの開発規模や品質を測定するための指標です。開発中にも開発規模
を把握することで、仕様の膨らみや技術的な難易度を管理することができます。
基本的に、見積りはプロジェクトマネジメントの領域に属しますが、設計
者としても開発規模(スコープ)の視点を持つことは非常に重要です。実際
に、外部仕様や技術的な難易度を肌で直接感じるのは、現場に近い設計者で
す。設計者が、開発規模が当初の見積りと比べて増減があると感じた場合に
は、プロジェクトマネジャーにアラームを出す必要があります。また、設計
者が外部仕様などを設計する時に見積りの感覚を持っていないと、ユーザー
との調整ができません。ユーザーとしては、1つでも画面が多ければ便利に
なります。だから、外部設計を行うことは、ユーザーの機能追加への圧力 ...