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導
入
編
1
設
計
編
ア
キ
テ
ク
チ
ャ
編
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良くな い 設 計
筆者はコンサルタントの仕事をしています。この仕事をしていると、多く
の設計書を見させていただく機会があります。どこのお客様というわけでは
ないのですが、よくあるのが「とりあえず納品するために書きました」と
いった形式的な設計書です。そういう良くない設計書の共通点は、
●目的
●情報の関連
●情報の詳細化
が記述できていないことです。つまり、設計書といえども論理的に要件から
ブレイクダウンされている必要があるのです。急に難しい話になったと思う
かもしれませんが、決して難しいことではありません。
図2-13をご覧ください。
プロジェクトで、どのような開発手法や開発プロセスを採用しているにせ
よ、要件というものがあります。そして、それを実現するための基本設計な
り詳細設計を行います。要件を実現するには、システムの利用者に対してど
のような機能が必要で、その機能を実装するにはどのようなプログラミング
を行う必要があるかを、順を追ってブレイクダウンしていくのです。
良くない設計書は、この情報の関連が明確になっていなかったり、ブレイ
クダウンできていなかったりします。ブレイクダウンできていないだけなら
まだしも、実際に基本設計書と同じ内容を詳細設計書に記述していることす
らあります
注
2
-
1
。
注
2
-
1
:表現が多少変わっているので、タイピングし直してはいるのでしょうが……。