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るのは、開発チームがユーザーレビューで指摘されるのを嫌がる、開発チー
ムの中で自律的なふりかえりが行えず、進め方を十分に改善できないなどで
す。この2つの症状があると、ユーザーと開発チーム自身からの的確な
フィードバックを得られず、改善を行うことができません。改善が行えない
とアジャイル開発を行う価値のほとんどを享受できなくなるので、無駄に不
慣れな方法で開発しているだけになってしまいます。
アジャイル開発を適用するということは実現したいソフトウェアは従来の
ものとは違う、今は誰も見たことがない、新しい未知のものということにな
ります。ユーザーにとっても未知のものであり、正直なところ手探りでレ
ビューしてフィードバックすることになるでしょう。人間は誰しも他人から
指摘されるのは好きではありません。さらに、その指摘が完璧な自信がある
わけではなく、手探りなものだったりすると余計に不信感を覚えてしまうの
かもしれません。ついつい、「最初からきちんとした仕様を言ってくれれば
いいのに」と心の中で思うかもしれません。
ただ、ここで不信感を持ってはいけません。今の時代に新しいものを作る
というのは、常に手探りであり、仕様を決めるユーザーと、それを開発する
開発チームは立場を超えて協力しなければなし得ないものです。決めても
らったものだけ作るというベンダー根性は捨てなければなりません。開発
チームもユーザーと一緒になって、より良い仕様を考えるぐらいでなければ
なりません。仕様を考えるとなると、今後のエンジニアは今までよりも幅広 ...