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導
入
編
1
設
計
編
ア
キ
テ
ク
チ
ャ
編
2
3
4
5
6
7
3
ユースケースは、主アクターの視点で記述します。それは、ユースケース
のレベルを揃えるうえでも重要です。システムの担当者は、ついついシステ
ムの視点で記述しがちです。しかし、システムの視点よりも、アクターの視
点のほうがシステムの目的に近いことを忘れてはなりません。
ユースケースを抽出するためにも、アクターの視点は必要です。抽出され
ているユースケースは、アクターの目的をすべて満たすでしょうか? アク
ターのライフサイクルを考えた時に、ユースケースが足りているでしょう
か? そのように考えることで、足りないユースケースを発見できます。
アクターは、特定の個人を指すのでしょうか? それとも、役割(ロール)
を指すのでしょうか? ユースケースを書き始めた当初は、ヒアリングをし
ている特定の個人をアクターとしてイメージしているかもしれませんが、当
然ながら同僚もいることでしょう。また、その上司がそのユースケースを実
行することを考えると、個人ではなくロールであると考えるほうが自然で
す。ただし、ロールといってしまうと、システムの認証におけるロールと同
じになってしまいます。確かに、ユースケースのアクターから認証の仕組み
を考えることはできますが、必ずしも同じではありません。システム認証で
のロールはログインをしていないと識別できませんが、ユースケースのアク
ターはそうではありません。ユースケース分析を行っていると、アクターが
抽象的になっていくのは自然ですが、システム認証のロールとは同じではな ...