January 2026
Beginner to intermediate
392 pages
4h 6m
Japanese
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の前日譚なのだが、映画の終わりではレイア姫の秘密が明かされる。彼女はデス・スターの設計図のデータが入ったディスクを手渡され、それがエピソード4の冒頭へとつながっていくのだ。ただし、この映画に出てくるレイア姫はCGである。
つまり本物のレイア姫ではないということだ。
是非、レイア姫に扮したキャリー・フィッシャーの姿をネット検索してみてほしい。おそらく本人とCGの違いを見分けることができるはずだ。
それがCGだと知らなくても、おそらく本物ではないことには気づくだろう。脳が本物との違いを察知するからだ。目が本物に比べて少し大きすぎるし、何より命を持っていない。笑顔も本物のキャリー・フィッシャーとは違うようだ。確かにキャリー・フィッシャーに似てはいるが、脳は「何かがおかしい」という信号を発するのである。私たちの脳は、特に人間の顔に関する視覚情報を受け取り、解析することにかけては優れた能力を備えているからだ。人間が生きていくためには、周囲にいる人間たちの顔から素早く多くの情報を受け取り、効率的に解析することが不可欠だ。
実は、新型コロナウイルス感染症が流行した際、私たちの多くは、CGのレイア姫を見る時と同じような違和感を日常的に体験していた。それは、コロナによって引き起こされた問題の中でも特に重要なものだと言っていいだろう。
本題に入る前にいくつか明確にしておきたいことがある。
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