January 2026
Beginner to intermediate
392 pages
4h 6m
Japanese
ソフトウェアデベロッパの日々の仕事に必要なスキルの多くは、学校では教わらないものである。そのことに気づいて愕然とする人もいるだろう。
たとえば、O記法について正しく説明できる知識があれば、確かにそれは素晴らしいことである。だが、CEOへのプレゼンテーションをどうすればいいか、学校で習った人はいるだろうか。Emacsを自在に使いこなせる技術があれば、当然、便利に違いない。しかし、たとえば、周囲の人の中で、自分の仕事にとって助けになる人は誰で、妨げになる人が誰かを見分ける能力がなければ困ることになるだろう。
ただひたすらコーディングだけをしていたい、人とはあまり関わらず、自分の殻に閉じこもっていたい、それがエンジニアのステレオタイプだろう。そういう人が多いのは事実だ。コーディングの仕事は非常に重要である。ただ、エンジニアといえども、それだけをしていればいいのではない。デベロッパとして成功を収めるためには、コーディング力以外にも必要なスキルがいくつもある。それは、この本をここまで読んだ読者ならもうわかっていることだろう。
まずは時間を管理するスキルである。それは価値あるスキルだろう。また、自分に合うツールを選ぶスキル、周囲の人たちについて理解するスキルも大事だ。そして、自分のアイデアを他人に伝えるスキルも欠かすことはできないだろう。
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