3.2 選択肢の制限と賢いデフォルト
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主に一部の(上級)ユーザーに起こる解決し難い問題のことです。エッジケースが
あるとマイクロインタラクションが道を外れてしまう可能性があります。ごく一
般的な利用法ではなく、例外的なケースに合わせてデザインすることになるから
です。エッジケースがあるとマイクロインタラクションが台無しになってしまう
ため、ルールを見直すなどして、なんとしても阻止しなければなりません。たと
えば生年月日を入力する欄がテキストボックスになっていると、未来の年月日な
ど無効な数値を入力しかねません。ドロップダウンメニューを用いてこのような
エッジケースを防ぎましょう。
3.2.1 コントロールとユーザー入力
大半のマイクロインタラクションには、ユーザーが手で入力する部分がありま
す。デザイン段階で、どのようなコントロールを用い、どのような方法で入力さ
せるかを決めなくてはなりません。音量調節というごく単純なマイクロインタラ
クションを例にとってみましょう。音量を調節する選択肢としては「大きくする」
「小さくする」「ミュート」の3つがあります。この 3 つに対応させるためには、3個
のボタン、ひとつのスライダー、ひとつのダイヤル、2個のボタン、ひとつのスク
ロールホイール、ひとつのスライダーとひとつのボタン……と、さまざまな形式
が考えられます。
こうしたさまざまな選択肢は、用いるコントロールの種類によって、「操作が
単純なもの」と「結果の認識が容易なもの」に分けることができます(図 3-25)。多
くの場合、操作が単純なものでは、各コントロールがそれぞれ別の機能をもって
います。音量の例で言うと、3 つのボタン(音量を上げるボタンと下げるボタン、
ミュートにするボタン)がこのタイプです。認識が容易なものでは、ひとつのコン ...