6.4 プロトタイプとドキュメント
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ことはできません。
以上でマイクロインタラクションの3つの応用例の紹介を終わります。5 章まで
で概説したマイクロインタラクションの構造と原則を総動員してすぐれたマイク
ロインタラクションをデザインする方法が、大まかに把握していただけたと思い
ます。
6.4 プロトタイプとドキュメント
製品のドキュメントやプロトタイプを作成する最大の目的は、動作や操作法に
関するアイデア(概念)を交換(共有)し合うことです。マイクロインタラクション
に関して言うと、伝えるのがもっとも難しいのは全体の流
フロー
れ、つまりすべての部
分がどのように全体を形成するかです。全体の流れが、マイクロインタラクショ
ンの「フィーリング」を決定するのです。
プロトタイプやドキュメントの作成には、数多くの手法がありますが、特に有
効と考えられるものをここで紹介しましょう。
目的のプラットフォームでプロトタイプを作成
マイクロインタラクションを理解する上で最良の方法は、そのマイクロ
インタラクションが実行されるプラットフォームでプロトタイプを作成
するものです(このためには十分な技能をもっているか、あるいはそう
した技能をもつ人に依頼できる必要があります)。最良の方法ではありま
すが、いちばん時間のかかる方法でもあるでしょう。
動画を作成
タイミングや流れを伝えるなら動画がいちばんの早道です。ビデオカメ
ラを使って動画を作成してもよいですし(図6-5)、After Effectsなどのア
プリケーションを使ってもよいでしょう。最近ではHTML5の機能を使っ
て、アニメーションを作成することもできます。
フレーム単位の絵コンテの作成
一連の絵
ストーリーボード
コンテでマイクロ ...