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6 章 マイクロインタラクションの実践例
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ユーザーがこのマイクロインタラクションに2 回目に接したとき何が起こる
か? 100回目には? 長いループの可能性は?
既存のマイクロインタラクションについて、以上のような質問を自分自身に投
げかけて検討し、答えを出していけば、そのマイクロインタラクションの魅力を
さらに引き出せるはずです。まさにそれこそが、この本の目的です。
6.6 小さな視野で考えよう
この本ではマイクロインタラクションにまつわるさまざまなエピソードを紹
介してきました。マーラーの交響曲第九番の演奏を台無しにしてしまったアラー
ム音。何百万もの人々がニューヨーク市の地下鉄のメトロカードを買うきっかけ
となったタッチスクリーンのトリガー。OS X Lionで[別名で保存]を廃止してし
まったAppleの失態。やめられない止まらないの「中毒」を起こすスロットマシン
のフィードバック。ループとモードのせいで危うく壊れそうになった火星探査ロ
ボット。ドッグフードが底をついたことがきっかけで誕生し、やがて大企業に成
長した新興ビジネス。こうした小さなことが大きな違いを生むのです。これまで
もそうでしたし、この先も常に(おそらくこれまで以上に)そうなることでしょう。
21世紀の問題はさまざまな形や規模で生まれてきます。容易には解決法が見つ
からないシステム上の大問題もあれば、個別の小規模な問題もあります(こうした
個別の小さな問題を解決すれば、心温まる瞬間、クスッと笑える瞬間、スゴいこ
とができてしまう瞬間などを実現できるはずです)。今、必要とされているのは、
大きな問題にも小さな問題にも対処できる人材
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特に、「都市、政府、会社、製
品など私たちがデザインする大規模なシステムは人間のために造られるのだ」 ...