6.1 例 1 モバイル機器用のアプリ
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アラームをキャンセルするときとアラーム音を止めるときです。たとえば一昔前
のガスコンロのつまみを回したときのような機械的ではっきりした「カチッ」とい
う音など。また、アラーム音も、いきなり止まってしまうよりは、フェードアウ
トするほうがよいでしょう。
最後にモードとループについて検討しましょう。
6.1.6 モード
アラームを鳴らす時刻を設定するためのモードは絶対に必要でしょう。ただし
これは単独の動作ですから、1回完結のモード(5 章参照)で十分だと思います。つ
まり、ユーザーがアラームを鳴らしたい時刻として登録してある選択肢の中から
ひとつを選んでタップするとポップアップが開き、そこでユーザーが時刻をセッ
トしてアラームをオンにすると、ポップアップが閉じます。
これよりも頻繁に使われるモードは「設定」です。スヌーズを押してから再度ア
ラームが鳴り出すまでの時間などをユーザーに指定してもらうための画面ですが、
こうした「設定」のモードは作らないほうがよいと筆者は思います。少なくとも初
期リリースの段階では、公開に耐えられるレベルのデフォルトを用意すれば十分
でしょう。
6.1.7 ループ
次はループです。このアプリの場合は数種類考えられます。
まず、このアラームアプリ全体がひとつの長い条件付きループです。「セットさ
れていた時刻が来た」という条件が満たされるとアラーム音が鳴り始め、ユーザー
が手動で止めるまで鳴り続けます。このルールにタイマーを組み込むこともでき
ますし、そうすべきでもあるでしょう。「アラームが鳴り始めてから 10 分間誰も
止めなかったら自分で止まる」というタイマーを組み込むことで、「電池が切れる
まで止まらない」 ...