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6 章 マイクロインタラクションの実践例
ルを用意する必要があります(マルチタッチジェスチャーにする場合は例外です
が)。「スヌーズをオンにする」ためのコントロール以外は、どれも必須でしょう。
「スヌーズをオンにする」ためのコントロールについては、ユーザーが寝ぼけた状
態で操作する状況を考えると、ボタンのタップ以上のことは期待できないと思い
ます。もっとも複雑なのはアラームを鳴らす時刻をセットする操作です(あとはど
れもボタンをタップするという簡単な操作だけで済みます)。アラームを鳴らす時
刻をセットする方法はいろいろあります。iOSの「時計」アプリのように「ピッカー」
を使う方法や、アナログの目覚まし時計のイラストや画像を使ってセットするタ
イプのコントロールを自前で作るといった方法です。
6.1.5 記憶に残る瞬間
アラームの時刻をセットするインタラクションについては、よく検討する必要
があります。このインタラクションを「記憶に残る瞬間」(1章参照)にしたいのか、
手早く作るのでよいか、自分なりのスタンスを決めましょう。すでにアラームア
プリは1,000個ぐらいは出回っていますから、独創的で気の利いたものを創りたい
のであれば、このインタラクションこそ、まさにこだわるべき部分と言えるでしょ
う。筆者は昔ながらの列車の発車時刻案内板が大好きですので、この部分にはそ
れを使いたいと思います。「分」を指定する操作に関しては、率直に言って小刻み
に1分単位でセットする人などまずいないでしょうから、5 分間隔で指定するので
よいでしょう。「大多数の人が、たいてい希望すると思われる行動に合わせて作る」
わけです。
ユーザーを「ときめかせる」すばらしいカスタムコントロールを作るには、その ...