5.1 モード
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ループとは、(通常の意味では)スピリットが抜けられなくなった再起動の場合
のように、繰り返し実行される、ひとつあるいは一連のコマンドのことです(この
あと見るように、マイクロインタラクションの用語としては少し異なった定義を
与えます)。スピリットが危機に陥ったケースのように、ループやモードは扱いが
難しい事態を招く場合があります。きわめて緻密で慎重に事を進めるNASAにお
いてさえ、すぐには問題の原因がつかめなかったほどです。
5.1 モード
モードとはルールが二股以上になったもので、マイクロインタラクションの場
合には、モードを設けるのは極力避けるべきです。ほとんどのマイクロインタラ
クションではモードをなくすのが良いのですが、ときには必要になることもあり
ます。
モードを設けるいちばんの理由は、頻繁には使わない操作があって、モードを
分けなければそのマイクロインタラクションの主目的の操作が煩雑になってしま
うことです。よくあるモードとしては「設定モード」があり、そこでそのマイクロ
インタラクションに関する設定を行います。設定モードの中では、通常、主目的
の作業を実行するのではなく、作業に関する設定を変更するだけです。設定モー
ドはインタラクションの他の部分とは別なものです。こうした例は、天気予報ア
プリ(図5-1)や株価アプリに見られ、そのモードではデータを取得したい都市や
株式の銘柄を選択します。マイクロインタラクションの主目的の操作をするので
はありません。「ルール」から一旦それて、ある小さな作業をして、また戻るため
の脇道のようなものです。
モードを設けないようにする理由は、それが間違いのもとになるからです。モー
ドがオンになっていることが画面から判断でき