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4 章 フィードバック
れる原因となった行動とフィードバックそのものには切っても切れない関係がな
ければなりません。
ある機械を動かそうと思ってスイッチを押したところ、機械が作動してビープ
音が鳴ったとしましょう。このとき、ビープ音はフィードバックと考えられます
が、このビープ音には実質的な意味は何もありません。スイッチがきちんと押さ
れたことがわかるクリック音ならば意味があるでしょう。また、機器の始動の様
子を視覚的もしくは音の合図(音を徐々に高くするなど)で示すのもよいでしょう。
的外れなフィードバックを出していると、行動とそれによる結果を結びつける
のが難しくなるので、何が起こっているのかが把握しにくくなります。最良のマ
イクロインタラクションでは、ルールのトリガーとフィードバックが対になって
いるので、「こうしたから、こうなった」「こうなったのは、こうしたから」と自然
と思えるようになるのです。
4.1.2 省略の美
フィードバックに利用する「手段」を増やせば増やすほど、そのフィードバック
が注意を喚起する度合いが大きくなります。たとえばアニメーションにサウンド
とバイブレーションを加えれば、それぞれを単独で使うよりもはるかに注意を引
きつけやすくなります。マイクロインタラクションが出すフィードバックの 3つ
目の原則は「最少のフィードバックで最大限のメッセージを伝える」です。伝えた
いメッセージ(「ダウンロードが始まりました」)が決定したら、そのメッセージを ...