
Let's learn about email technology!
ユーザーの情報を設定します。これはユーザー名とパスワードなどを記述する
ファイルで、次のようにユーザー名と合わせて記載します。
APOP ではパスワードがインターネット上を流れることはなくなりますが、
ハッシュ化した文字列を生成する部分で MD5 という関数を使いました。この
MD5 という関数のアルゴリズムは現在推奨されていません。異なる文字列か
ら同じハッシュ値を容易に生成できることが知られており、安全性が保証され
ていません。
また、APOP ではメールそのものを暗号化する機能がなく、あくまでもパ
スワードがそのままネットワーク上を流れることを防ぐだけです。このため、
後述する手法のほうが安全であり、APOP 自体が使用を推奨されていません。
これは IMAP についても同様で、IMAP で CRAM-MD5 を使う方法があり
ますが、同様に MD5 でハッシュ値を求めるため、後述するような暗号技術を
用いるプロトコルを使うことが推奨されています。
■ メールの経路を保護する
APOP を使うことで、パスワードを平文で送信することは避けられるよう
になりましたが、メールそのものは暗号化されずに送受信されています。つま
り、メールの送受信時に通信経路上でメールの本文や添付ファイルを盗み見ら
れる可能性があります。
これは POP による受信に限らず、SMTP による送信、IMAP による受信の
やり取りでも同じです。また、メールサーバー間の転送でも同じです。 ...