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これは Gmail における設定に限った話ではなく、一般的なメールソフトで
も同じです。このため、差出人の名前やメールアドレスを見ているだけでは本
物かどうかを直感的に判断するのは難しいものです。
メールに返信すると、記載されているメールアドレスに届くため、本来の相
手には届きませんが、フィッシング詐欺などに使用するのであれば返信を考え
ないため、悪用できてしまいます。
通常の郵便でも、誰かが勝手に送り主の名前として他人の名前を書いて投函
できるように、メールでも同じことが簡単にできるのです。
■ エラーメールを使ったスパムメール
前項で解説した方法は、攻撃したいメールアドレスを「宛先」に指定してス
パムメールを送信するものでした。この場合、宛先に指定されたメールアドレ
届いたメールが偽装されたものであるかを確認するとき、一般的には、こ
れまでも解説してきたメールのヘッダー部分で判断します。差出人の欄に
表示されるのはヘッダーの From 欄に書かれている内容ですが、偽装され
ている場合はエンベロープ From の内容と一致しません。
このエンベロープ From は「Return-Path:」という部分に書かれていま
すので、この部分を確認すれば本来の差出人を判断できます。
ただし、この内容も偽装できることはこれまでに解説した通りです。VPS
などで独自のメールサーバーを構築し、そこにログインして送信すれば、
自由な値を入力してメールを送信できます。 ...