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送信者の認証による対策
つまり、メールヘッダーに次のような内容が記録されます。
これにより、メールがどのメールサーバーを経由したか、そしてどのような
認証結果が得られたかを順にたどることで検証できます。
■ BIMI の設定
メールの送信者を認証するだけでなく、メールの送信元のドメインに対して、
そのドメインのブランドロゴを登録することで、メールソフトでメールの差出
人を表示する欄にロゴを表示する方法もあります。これは BIMI(Brand
IndicatorsforMessageIdentification)と呼ばれ、受信者は正規の送信元
から送信されたメールであることを直感的に把握できます【図 5-16】。
BIMI を導入するには、DMARC を設定して、DMARC の適用ポリシーを
「quarantine」も し く は「reject」に 設 定 し て い る こ と に 加 え、VMC
(VerifiedMarkCertificate)と呼ばれるデジタル証明書を使います。この証
明書はロゴの所有権を証明するもので、商標として登録されているロゴを認証
局に申請して取得できます。
つまり、BIMI を利用するには、商標登録されたブランドロゴを使用します。
商標登録するには特許庁に出願手続きをして審査が必要であり、その審査には
半年以上かかることもあります。費用もかかるため、中小企業で導入するのは
困難ですし、BIMI をサポートしているメールソフトが限られていることから、
ARC-Authentication-Results: ...