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送信者の認証による対策
この本文中に書かれている「550-5.7.26」というエラーコードは、送信元
のメールサーバーが信頼できないことを意味しています。つまり、SPF の設
定と異なるサーバーから送信すると、受信者側で迷惑メールに振り分けられる
どころか、送信すらできない(宛先のメールサーバーが受け付けてくれない)
ようになりつつあります。
■ From を偽装し SPF を無効にする
SPF を指定すると、送信者が正規のメールサーバーを使用して送信してい
ることを受信側のメールサーバーで検証できます。しかし、SPF を使用して
いない偽のメールサーバーを使用して、エンベロープ From に適当なメール
アドレスを指定すると、SPF のチェックは行われません【図 5-8】。
たとえば、図 5-8 の上の例では、正規の利用者は DNS サーバーで SPF を
図 5-8
SPF のチェック
エンベロープFromとSPFが
一致しないためNG
?
From:taro@example.com
From: taro@example.com
SPF
spf=pass
spf=fail
From:taro@example.com
From: taro@example.com
エンベロープFromに
対応するSPFがないため
チェックしない
From:hacker@example.net ...