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さまざまなデータの保存形式
2-1
データベースにはされています。この
データの構造をデータモデルと呼び、以下のような種類があります。
階層型
階層型は、木が枝分かれしているように、1つの親に複数の子がぶ
ら下がっていくモデルで、会社の組織図に近いイメージです(図
2-1)。会社の複数の部署にいくつかのチームが存在して、それぞれの
チームには複数のメンバーが所属している構成になります。この構造
はデータ検索が高速ですが、今回の例でいうと複数のチームに所属す
るメンバーがいるとデータが重複するデメリットもあります。
ネットワーク型
ネットワーク型は、データを網目状で表すモデルです(図 2-2)。
階層型は1 つの親に対して複数の子を持っていましたが、ネットワー
ク型は複数の親を持つこともできます。この構造は階層型のデメリッ
トであるデータの重複を避けることができますが、現在ではより利便
性の高い、以下のリレーショナル型が主流となりました。
リレーショナル型
リレーショナル型は、行と列を持った2 次元の表にデータを格納す
るモデルです(図 2-3)。複数の表を組み合わせることによって、多
様なデータに柔軟に対応できる特徴があります。階層型やネットワー
ク型では、データが格納されている構成を理解する必要があり、構成
を変更したら合わせてプログラムも改修する必要がありました。リレ
ーショナル型はその影響が少なく、プログラムとデータを独立して管 ...