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2-4
リレーショナル型の
メリットとデメリット
リレーショナル型のデータベースが広く使われている理由として、さま
ざまなメリットがあることが挙げられます(図2-9)。
リレーショナル型のデータベースでは、格納するデータにルールをあら
かじめ決めておくことができます。例えば数値しか保存できないとか、空
欄にできない、といった指定が可能です。これにより一定のフォーマット
でデータが統一されます。
も整えられています。
また、複数のテーブルを関連付けた構成でデータを格納することによ
り、設計によって同じデータが複数の箇所に点在しているといったことを
防ぐことができます。そのためデータを更新するときは1 カ所を修正すれ
ばよく、更新コストを小さくすることが可能です。
さらに、1-6で述べたSQLを使ってデータの登録や削除、取得を行え、
複雑な条件でのデータ検索や集計であっても、正確に取得することができ
ます。
一方でリレーショナル型のデメリットとしては以下のような点が挙げら
れます(図2-10)。
まず、データが膨大になるにつれて、
、複雑な処理や集計が引き金となって、大きな遅延を起こすようになる
ことがあります。
データの一貫性を厳密に保っているがゆえに、別々のサーバに分けてデ
ータを分散させ、処理能力を上げるといったことが困難です。
また、グラフと呼ばれるデータ、XML ...