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NoSQLデータベースの種類①
~キーとバリューを組み合わせたモデル~
NoSQLと呼ばれるデータベースは、データの方式によっていくつかの種
類に分類されます。ここでは参考までにいくつかのモデルを紹介します。
キーバリュー型
キーバリュー型は、キーとバリューの2 つのデータをペアにしたも
のを格納していくことができるモデルです(図 2-13)。バリューには
記録したい情報、キーにはその情報を識別する値を格納します。
例えば、キーに今日の日付、バリューに気温や湿度などの情報を登
録していくと、後からキーである日付をもとにして、バリューに登録
した気候の情報を取得できます。このように、メインとなる値とそれ
を識別するための2 つの値からできている情報をどんどん格納してい
くことができ、キーをもとにして情報を素早く取り出したいときに最
適なモデルです。
です。キーバリュー型が用いられている例として、アクセス履
歴やショッピングカート、ページのキャッシュなどが挙げられます。
カラム指向型
カラム指向型は、キーバリュー型を拡張したようなデータ構造で、
1 つの行を識別するキーに対して、複数のキーとバリューのセットを
持つことができるようになっているモデルです(図2-14)。
1 行に対して複数の列(カラム)がある構造なのでリレーショナル
型と似ていますが、列の名前や数が固定されているわけではなく、 ...