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ER図の表現方法
5-8
ER図では、図5-14 のようにエンティティと属性、リレーションシップ
を表します。ER図の記法によって詳細な部分の書き方は変わりますが、
エンティティ名とそのエンティティが持つ属性をまとめて書き、関連する
エンティティ同士を線でつなぐのが基本です。
このときリレーションシップは、1対多、多対多、1 対 1 のどの種類な
のか区別できるようにします。図5-14 では矢印の先を「多」として表し
ています。他にも記法によってさまざまな書き方が存在します。
図5-15 は、大学の講義の情報をER図にした例です。エンティティは
「教員」と「講義」と「学生」が存在しています。教員は1 人で複数の講
義を担当していますが、1講義につくのは教員1 人のため、「教員」と「講
義」は一対多の関係です。また、1講義に対して複数の学生が受講してお
り、1 人の学生は複数の講義を受講しているため、「講義」と「学生」は
多対多の関係になっています。この関係を
。
ER図には用途に応じてさまざまな記法が考案されています。中でも有
名なものとしてIDEF1X記法や IE 記法が挙げられ、図の書き方や表現でき
る内容が若干異なります。もし複数のメンバーで共有する場合はお互いに
認識を合わせる必要があるため、で
しょう。
どの記法であっても概念は同じなので、ここでは詳細な記述を省いて ...