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データベースを置く場所
6-1
データベースを運用する方法として、オンプレミスとクラウドがありま
す。
オンプレミスは、方法です。サー
バや回線を社内で調達してシステムを構築します。当初はこの運用方法が
主流でしたが、後に登場したクラウドと区別するためにオンプレミスとい
う言葉が使われるようになりました。
一方クラウドは、
方法です。オンプレミスのように自社で設備を抱える必要がな
く、外部の事業者によってあらかじめ用意されているシステムを利用しま
す(図6-1)。
オンプレミスの場合は自社内で設備を調達し、運用を行います。そのた
め機器を選んで購入したり、セットアップを行ったり、障害対応をしたり
と何から何まで自分たちで必要な作業を行わなければならず、手間がかか
ります。また導入時には設備を購入するための費用や運用時の電気代、保
守費用がかかるため、コストがかさみやすいという特徴があります。その
代わり、自由にカスタマイズできるため、要望に合わせてシステムを柔軟
に変更することができます。また、自社内で使うシステムは外部と接続す
る必要がないため、セキュリティ面で有利です。
一方、クラウドは事業者によって提供されているシステムを利用するた
め、運用にかかる手間を最小限に減らすことができます。また、設備を自
社で用意する必要がなく、費用は利用した分だけを支払うので、初期費用