
14.7
練習問題
■
177
率
r
についてのほうが確信度が高くなる。
本章のコードは、
http://thinkbayes.com/jaynes.py
からダウンロードできる。詳細に
ついては、まえがきの「コードについて」(
ix
ページ)を参照のこと。
14.6
議論
ガイガーカウンター問題は、因果関係と階層的モデル化との関連を示す。例題で、
放射率
r
は、粒子の個数
n
に因果的影響を持ち、
n
は、粒子のカウント数
k
に因果的影
響を持った。
階層的モデルは、システムの構造を反映し、最上位の原因が最下位に影響を及ぼす。
1.
最上位では、
r
の仮説値の範囲から始める。
2.
r
の各値について、対応する範囲の
n
の値の、
r
に依存する
n
の事前確率分布が
ある。
3.
モデル更新時、下から上に処理する。
r
の各値について
n
の事後確率分布を計算
してから、
r
の事後確率分布を計算する。
したがって、因果情報は階層を下へと流れ、推論は上へと遡る。
14.7
練習問題
問題
14-1
この問題も[
Jaynes 03
]の例題にヒントを得た。
家の近くの蚊の密集度合いを下げるために、蚊取り罠を買ってきたものとしよう。毎
週、蚊取り罠を空にして、捕まえた蚊の個数を数える。
1
週間後、
30
匹の蚊を捕まえた。
第
2
週後は、
20
匹の蚊を捕まえた。あなたの敷地での蚊の個体数の変化パーセントを
推定せよ。
この質問に答えるには、モデル化でいくつか決定しなければならないことがある。ヒ
ントは次の通り。
●
毎週、家の傍の湿地で大量の
N
匹の蚊が発生すると仮定する。
●
1