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59
6
章
決定分析
6.1
値段当てゲーム
*
1
問題
2007
年
11
月
1
日、レティアとナサニエルという
2
人がアメリカのゲームショー番組、
「ザ・プライス・イズ・ライト」に出場した。
2
人はショーケースというゲームで競った。
これは、ショーケースにある賞品の金額を当てるものだった。実際の金額に一番近くて、
その金額を超えない回答者が勝つのだ。
ナサニエルが最初で、そのショーケースには、皿洗い機、ワイン・キャビネット、ノー
ト
PC
、そして車があった。彼は、
26,000
ドルと回答した。
レティアのショーケースには、ピンボール台、ビデオ・アーケード・ゲーム、ビリヤー
ド台、それにバハマへのクルーズ旅行があった。彼女は、
21,500
ドルと回答した。
ナサニエルのショーケースの実際の値段は
25,347
ドルで、回答額が上回っていたた
めに、敗退した。
レティアのショーケースの実際の値段は
21,578
ドルだった。わずか
78
ドル下回った
だけであり、自分のショーケースを勝ち取っただけでなく、差が
250
ドルより小さかっ
たので、ナサニエルのショーケースももらったのだった。
ベイズ思考をする上で、このシナリオは、次のようないくつかの問いを示唆する。
1.
賞品を確認する前に、出場者はショーケースの値段についてどのような事前信念
を持つべきだろうか。
2.
賞品を見た後で、出場者は、その信念をどのように更新すべきだろうか。
*
1
訳注:原題は、
The Price is Right
。これは
Wikipedia
によれば、
1972
年から米国 ...