
28
■
3
章
推定
一様事前確率
べき乗則事前確率
機関車の台数
図 3-2 べき乗則事前確率に基づく事後確率の分布、一様な事前確率に基づくものと比較する。
本節の例は、
http://thinkbayes.com/train3.py
からダウンロードできる。詳細につい
ては、まえがきの「コードについて」(
ix
ページ)を参照のこと。
3.5
信用区間
事後確率を一旦計算したなら、その結果をある一点もしくは区間での推定(
estimation
)
にまとめると有用なことが多い。一点での推定には平均値、中央値、または最尤推定
値を用いるのが普通例である。
区間については、
2
つの値を計算して出すのが一般的で、そうすれば未知の値がその
間にある確率が
90%
(もちろん他の確率値でもよい)になるというふうにする。この
2
つ
の値は、信用区間(
credible interval, Bayesian confidence interval
)を定義する
*
1
。
信用区間を計算する単純な方式は、事後確率分布の確率を加えていって、確率
5%
と
*
1
訳注:一般の統計学では、信頼区間(
confidence interval
)を用いる。信用区間は、ベイズ推計特
有の言い回しだが、一般的には、信頼区間と呼ぶことが多い。