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75
7
章
予測
7.1
ボストン・ブルーインズ問題
2010-11
年の北米プロアイスホッケーリーグ(
National Hockey League, NHL
)最終戦
において、我が愛するボストン・ブルーインズ(
Boston Bruins
)は、にっくきバンクー
バー・カナックス(
Vancouver Canucks
)と
7
回戦のチャンピオンシリーズを戦った。ボ
ストンは、最初の
2
戦を
0-1
、
2-3
で落とし、次の
2
戦を
8-1
、
4-0
で勝った。この時点で、
ボストンが次の試合に勝つ確率はどれぐらいだろうか。そして、優勝する確率はどの
ぐらいだろうか。
いつものことだが、このような質問に答えるには、いくつかの仮定が必要となる。ま
ず、ホッケーにおける得点数は少なくともポワソン過程で近似できる。すなわち、ゲー
ムにおいて点が入るのはいつも同じ確率であると信じるのが妥当である。第
2
に、特定
の対戦相手に対して、各チームは、
λ
で示される長期に渡る平均得点数があると仮定で
きる。
このような仮定の下で、上の質問に答える戦略は次のようになる。
1.
これまでの試合の統計データを使って、
λ
に対する事前確率分布を選ぶ。
2.
最初の
4
試合の得点を用いて、各チームの
λ
を推定する。
3.
λ
の事後確率分布を使って、各チームの得点の分布を求め、さらに、得点差の分
布と次の試合に各チームが勝つ確率を計算する。
4.
各チームがチャンピオンシリーズに勝つ確率を計算する。
事前確率分布を選ぶために、
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から統計デ