
脳は「これ」を重要だと
考えます。
脳はこれを記憶す
るまでもないこと
だと考えます。
xxvii
あなたの考えはわかっています
「この
Python
の本のどこが真面目なの?」
「どうして絵や写真ばかりなの?」
「こんなので本当に学べるわけ?」
あなたの「脳」がどう考えるかも
わかっています
人間の脳は常に目新しいことを求めています。そして、いつも何か珍しいことが
ないかを探し求めています。人間が生き延びるため、生来、脳はそのように作られ
ているのです。
では、決まりきった、ありきたりの、平凡なことに対して、脳はどのように対応す
るのでしょうか?
重要なことを記録するという脳の本来の仕事を平凡なことに邪魔
されないように全力を尽くすのです。脳は退屈なことはわざわざ記憶しません。「た
いして重要じゃないな」とフィルタが働くからです。
では、脳はどのようにして重要なことだとわかるのでしょうか?
例えば、ハイキ
ングに出掛けたときに突然トラが襲いかかってきた場合、頭と体の中では何が起こ
るでしょうか。
そんな時、脳の
神経細胞が燃え上がり、感情が昂り、化学物質が活性化します。
そして、脳はこう判断するのです。
これは重要だ!
絶対に忘れるな!
しかし、家や図書館という、トラに襲われる心配がない安全で暖かい場
所で、試験勉強か、あるいは上司から
1
週間か
10
日間くらいかけて目を通
しておくように言われた難しい技術テーマを学習しているとします。
ここでは
1
つだけ問題があります。脳はあなたの役に立とうとしま
す。つ