
データ構造の基本
1
4
つの組み込みデータ構造
Python
は、オブジェクトのコレクションを格納できる4 つの組み込みデータ構造を備えています。
それはリスト、タプル、辞書、集合です。
「組み込み」とは使う前にインポートする必要がないことを意味しています。リスト、タプル、辞
書、集合などはインポートせずに利用できます。
50
ページから
53
ページで、この
4
つの組み込みデータ構造について概要を説明します。読み飛ば
したくなっても、必ず目を通してください。
さて、リストとは何かについて、よくわかっているつもりなら、考えを改めた方がよいでしょう。
Python
のリストは、プログラマが「リスト」という用語を聞いて思い浮かべる連結リストよりも、配
列に近いものです(連結リストについて知らなければ、幸運に感謝しましょう)。
Python
には順序付きのデータ構造が
2
つあります。リストはそのうちの
1
つです。
1
リスト:オブジェクトの順序付き可変コレクション
Python
のリストは、関連するオブジェクトのインデックス付きのコレクション
と考えることができます。リストの各要素にはゼロから昇順に番号が付けられ
ていて、他の言語の配列の概念によく似ています。
ただし、他の多くのプログラミング言語の配列とは違い、
Python
ではリストは動
的です。動的なリストは要求に応じて拡張(および縮小)できます。オブジェク
トを格納する前に、リストのサイズを事前に宣言する必要はありません。
また、格納するオブジェクトの型を事前に宣言する必要がないため、 ...