
クラスがオブジェクトを生成する
クラスからオブジェクトを生成する
クラスを使うためには、クラスからオブジェクトを生成します(下はその例です)。これは
クラスのインスタンス化と呼ばれます。インスタンス化という用語を聞いたら、呼び出しと考
えてください。つまり、クラスを呼び出してオブジェクトを生成するのです。
実は、状態や振る舞いを持たないクラスもあります。状態や振る舞いを持たなくても
Python
に関する限りはクラスです。実際には、このようなクラスは空です。では空のクラス
の例から始めましょう。説明に従ってインタプリタの
>>>
プロンプトに実際に入力して試し
てみましょう。
まず、空のクラス
CountFromBy
を作成してみましょう。クラス名の前に
class
キーワー
ドを付け、必須のコロンの後にそのクラスを実装するコードブロックを書きます。
>>> class CountFromBy:
pass
このクラスのブロックにはキーワード
pass
があります。
pass
は空の文です(つまり、何
も実行しません)。
pass
は、インタプリタが実際のコードがあると期待する場所ならどこで
も使うことができます。この例では、
CountFromBy
クラスの詳細を書く準備ができていな
いので、
pass
を使ってブロックにコードがないクラスを作成する際に生じる構文エラーを回
避しています。
クラスが作成できたので、このクラスから
2
つのオブジェクトを生成してみましょう。
1
つ
は
a
というオブジェクトで、もう
1
つは
b
です。
>>> a = CountFromBy() ...