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章 はじめに
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章
はじめに
セキュリティは、機密性、完全性、可用性の損失を防ぐセキュリティ管理策や対策を選択すること
だと単純化されがちです。しかし、管理策の統合は、管理策の選択と同じくらい重要です。データの
機密性やシステムを取り巻く環境に応じて、コンテキストに基づいた一連のアーキテクチャ上の決定こ
そが、セキュリティ管理策統合の指針となります。
サイバーセキュリティ技術の設計と実装、ソフトウェアアーキテクチャアプローチの利用、クラウ
ドセキュリティサービスの適用について、有用なガイダンスを提供する文書は多数存在します。しか
し、ハイブリッドクラウド上にホストされた情報システムを安全に設計するため、アーキテクチャ思考
(Architectural Thinking)として反復可能で一貫性のあるアプローチをとる必要があります。
アーキテクチャ思考をわかりやすく伝え、管理策の展開が効果的かつ包括的であることを保証する
必要があります。法規制が適用される環境では、セキュリティ管理策の設計に始まり、コンプライアン
スを実証する上で利用される保証メカニズムに至るまで、透明性を確保することが求められるため、
これは特に重要です。
本書は、ハイブリッドクラウド上に存在するソリューションに対し、セキュリティアーキテクチャを
実装するための一連のプロセスを紹介します。1章では、本書の全体像を説明します。
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基本的なセキュリティ管理策の効果的な統合の必要性
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本書で解説しているアーキテクチャ思考を用いるべきアーキテク ...