
3.3
内部コンテキスト
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通常、ソリューションアーキテクチャのセキュリティを設計する際は、プロジェクトに対するエン
タープライズレベルのセキュリティ設計原則を策定します。これらの原則は、セキュリティをソリュー
ションに統合するため、アーキテクチャ思考プロセスの設計・実装を方向付けるのに役立ちます。ま
た、プロジェクト固有の原則を追加することもあります。
ここでは、あなたの組織が取り組むべき、セキュリティの設計原則をいくつか紹介します
※34
。
多層防御
多層防御(Defense in depth)の原則とは、ある情報システムにおいて、潜在的な脅威や攻撃
に対して何重にもセキュリティ管理策(防御)を実装することです。その目的は、冗長性を持
つ防御レベルを提供することであり、セキュリティ管理策に問題が発生したり、脆弱性が悪
用されたりしても、システムは情報資産を保護し続けることができるようにします。防御レイ
ヤには、人的、技術的、物理的、プロセス的なセキュリティ管理策が含まれます。多層防御
アプローチは、より強固でレジリエンスのある防御戦略を提供します。
例えば、マルウェアの駆除は、ファイアウォール、メールゲートウェイ、Web ゲートウェイ、
エンドポイントなどの機能を利用し、複数のポイントで行われるべきです。通常、異なる機
能は異なる技術・サプライヤーから提供されます。あるサプライヤーが、セキュリティ上問題
があるソリューションを提供した場合、別のサプライヤーは、攻撃者が当該欠陥を悪用する
ことを防ぐ、効果