
12
章 最後に
403
12
章
最後に
ここまで、ハイブリッドクラウド・ソリューションアーキテクチャの開発時に利用する、様々なアー
キテクチャ思考と成果物について説明してきました。私たちが説明してきた成果物に焦点を当てた原
則は、ソリューション提供に対する従来のウォーターフォール型アプローチとアジャイル型アプローチ
の両方に適用可能です。
ソリューションアーキテクチャにセキュリティを組み込む上で役立つ優れたプラクティスは他にもあ
ります。本書の締めくくりとして、これらのガイドラインと、AIにまつわるいくつかの考え方を紹介し
ます。まずは、基本的なことから始めましょう。
12 .1
はじめに
これらの内容に少し圧倒されるかもしれませんし、どこから始めればよいのかわからないかもしれま
せん。議論しましょう。まず、いくつかの異なる視点から見ていきます。基本的なセキュリティ管理策
から始める方法、最小限の成果物群から始める方法、成熟度を向上させるための反復的な改善、そし
てリスクの適切なバランスを取る方法などです。
12 .1.1
基本に忠実に
管理策、コンプライアンス、および脅威モデリングを含む包括的な分析を実施し、ソリューションに
対する信頼性を高めることが重要であると話してきました。特に、以下に示すような基本的なことを実
施することで、リスクの大部分を早急に低減することが可能です。
サポートされているソフトウェアを利用する
サポートされているソフトウェアを利用することで、セキュリティパッチを確実に入手できま
す。こ