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章 はじめに
1.1
基本的なセキュリティ管理策アプローチ
機密性、完全性、可用性の損失からデータを保護するために利用すべき、様々なセキュリティ管理
策が存在します。セキュリティ管理策アプローチは、システムへ統合されるべきです。しかし、これら
の技法や概念はそれぞれ独立して議論され、最も声の大きいステークホルダーの意見や、宣伝の巧み
なソリューションプロバイダの製品が選ばれる傾向があります。安全なシステムを設計・構築・運用す
るには、これらの対策だけでは十分ではありません。
本書では、4つの基本的なセキュリティ管理策アプローチを一貫して採用しています。
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コンプライアンス管理(Compliance management)
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データ中心型セキュリティ(Data-centric security)
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脅威モデリングによるセキュア・バイ・デザイン(Secure by design with threat modeling)
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ゼロトラストアーキテクチャ(Zero trust architecture)
図1-1は、これらの技法がどのように統合され、これから説明するアーキテクチャ技法の基礎を形成
しているかを示しています。
この図の中央には、ソリューションアーキテクチャにセキュリティを組み込むために利用すべき3種
類のアーキテクチャ思考が示されています。これはすべて、外側を囲むように示されたコンプライアン
スの実装によって支えられています。
コンプライアンスは、セキュリティと比較して、静的かつ広範なアプロ ...