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章 インフラストラクチャセキュリティ
この章では、セキュリティアーキテクトという用語を終始利用します。1章で、セキュリティアーキ
テクトの役割についてまとめたことを思い出してください。インフラストラクチャ設計時に必要なセ
キュリティアーキテクトの種類は、ソリューションセキュリティアーキテクト、製品セキュリティアー
キテクト、コンサルティングセキュリティアーキテクトです。プロジェクトの種類と範囲によっては、
これらすべての役割が関与することもあります。したがって、これらの役割を表すため、セキュリティ
アーキテクトという総称を利用します。
この章では、まず、展開アーキテクチャ図の概要、そのセキュリティの側面、および、展開アーキテ
クチャ図を構築するために必要な手順について説明します。この設計活動は、ソリューションの技術
アーキテクチャに関する内容だけではありません。セキュリティアーキテクトとして、ゼロトラスト原
則を設計結果に反映する必要があります。そこで、ゼロトラスト原則、ゼロトラストを実装可能なアプ
ローチ、および複数の事例を説明します。
ITアーキテクチャおよび OTアーキテクチャの重要な基礎となる要素はネットワーク設計であり、多
くの組織にとって依然として最初の防御層であるため、セキュリティ設計にも大きな影響を与えます。
ネットワークセグメンテーションは、ゼロトラスト原則がアクセス管理の一部としてネットワーク上の
場所の役割を減らしている場合でも、依然として防御層で重要な役割を果たしています