
付録
A
ケーススタディ
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付録
A
ケーススタディ
本書では、ここまで説明してきたツールや手法をどのように適用するかが分かるよう、ケーススタディ
を用います。ケーススタディには、読者にとって馴染みのない用語が出てくるかもしれませんが、「クリー
ンエア制度(clean air scheme)」 に つ い て は イ ン タ ー ネ ッ ト で 少 し 検 索 す れ ば 追 加 情 報 が 得 ら れ ま す 。
本書を最大限活用するために、ケーススタディの背後にあるセキュリティ上の含意を読み取り、考
えながら読み進めてください。記述の一部は不明瞭であったり、不正確な点が含まれていたりします
が、これはどのプロジェクトでもよくあることです。ADR(アーキテクチャ決定記録)とRAIDログは、
こうした不確実性とプロジェクトリスクを管理するうえで役に立ちます。
ケ ー ス ス タ ディ:
Clean Air Guildford
地方自治体は、汚染の原因となる車両のドライバーに対し、市内への進入時に課金する仕組みを設
計・構築・運用するため、Clean Air Guildfordに委託しました。カメラで市内に入ってくる車を監視
し、車両のナンバープレートを検知します。市内へ進入するには、ドライバーは 48 時間以内に料金を
支払う必要があり、支払わなければ罰金が科されます。
このプロジェクトでは、既に新しいハイブリッドクラウドソリューションの構築が始まっており、
中核アプリケーションはパブリッククラウド上で