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章 アーキテクチャパターンと意思決定
各ダイアグラムにはすべての次元が含まれているわけではなく、デザインパターンを示すために必
要な視点だけが含まれていることにお気づきでしょう。大規模な組織環境では、ダイアグラムをどのよ
うに描けばよいのでしょうか。
9.2.2.5
組織のためのスケーリング
アーキテクチャとデザインパターンが組織内でどのようにスケールするかを考える必要があります。
最も詳細なレベルでは、アクセス制御リスト(ACL)ごとに複数のルールを定義する必要があります。
いくつかの計算から始めてみましょう。仮に100 のアプリケーションを持つ組織を想定してみましょ
う。平均して 8つの階層があり、開発環境、テスト環境、ステージング環境、本番環境の4つの環境が
あります。各階層には ACL が1つあり、ルールの平均数は 20 です。ACLルールの数を計算してみます。
100 アプリケーション × 8階層 × 4環境 × 20ルール = 64,000 個別 ACL ルール
これはクラウドを利用する中規模組織にとっては非常に単純な計算であり、エッジのファイアウォー
ルにはさらに多くのルールが必要になります。ルールの多くは標準的なパターンであり、ACLのルール
を1つ変更すると、さらに多くのルールを変更しなければならなくなります。2章でポリシー型管理の
必要性について論じたのはこのためです。ポリシーを変更すると、同じ ACLのすべてのインスタンス
に変更が加えられます。
現時点では、2つの課題がありま ...