
1.2
セキュリティにおけるアーキテクトの役割
11
2014 年に Adam Shostack氏 に よ る『 Threat Modeling: Designing for Security』
※9
(Wiley 社 )が
発表されて以来、ソフトウェア開発者、またはエンジニアは、ソフトウェア開発中に脅威モ
デリングを利用する頻度が高くなっています。脅威モデリングは、アプリケーション、システ
ム、システム全体の設計より、ソフトウェア開発で利用されることが一般的です。
ゼロトラストアーキテクチャ
様々な組織がゼロトラストアーキテクチャを採用していますが、ソリューションプロバイダ
は、ネットワークセキュリティ、ID管理、脅威管理など、1つのドメインに特化した製品・
サービスを販売することが一般的です。
コンプライアンス
多くの規制産業では、コンプライアンスがリスク・コンプライアンス組織の注力領域になるこ
とが一般的です。その理由として、監査人、コンサルタント、経営陣にとって、深い技術的
背景を必要としない一連のチェックリストについてのみ考えればよいためです。
本書では、セキュリティ管理策アプローチを統合する方法を紹介します。ただし、その前に誰がシ
ステムに対し、セキュリティを組み込むべきか検討しておきましょう。
1.2
セキュリティにおけるアーキテクトの役割
アーキテクチャ思考はアーキテクトの主要な武器だといえるでしょう。しかし、アーキテクチャの意
思決定に携わるコンサルタントやソフトウェアエンジニアも利用します。2