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章 アーキテクチャパターンと意思決定
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章
アーキテクチャパターンと意思決定
セキュリティアーキテクトとして、白紙からセキュリティアーキテクチャを作成することはほとんど
ないでしょう。あるとすれば、非常に例外的です。幸いなことに、必要なセキュリティアーキテクチャ
を作成・更新する際、再利用できる情報源が多数存在します。最も必要とされる成果物のひとつは、
セキュリティ関連のアーキテクチャパターンです。これらのパターンは、セキュリティアーキテクチャ
を作成する際のきっかけとなります。このようなパターンを活用することで、貴重な時間を節約できま
すし、過去にテストされ、実績があるため、そのパターンが期待される機能を提供するという安心感も
得られます。
本章では、まず「パターン」という言葉そのものについて詳しく見ていきます。「パターン」という用
語が何を意味するのか、その定義があるのかを確認します。次に、どのような種類のセキュリティパ
ターンが存在するのかを見ていき、いくつかの例もご紹介します。そして、デプロイ可能なアーキテク
チ ャ( deployable architectures)を用いてソリューションのデプロイを自動化するため、コードとして記
述されたパターンの必要性を示す、中核的なセキュリティ設計パターンのレイヤについても説明します。
本章のトピックは、著者にとって身近な話題であり、アーキテクチャ思考の基本でもあるアーキテク
チャ上の意思決定についてです。一般的に、ITアーキテクチャは時間的なプレッ ...