
76
3
章 エンタープライズコンテキスト
Respond(対応)
検知されたサイバーセキュリティインシデントに関する措置を講じる
Recover(復旧)
サイバーセキュリティインシデントの影響を受けた資産や運用を復旧させる
カナダ、英国、オーストラリア、日本、EUを含む他の多くの国々は、NIST CSFを受け入
れ、参照し、そこからインスピレーションを受けています。
NIST CSFはハイレベルであり、具体的な要件はなく、一連のセキュリティサービスに大ま
かにマッピングされています。より詳細な対策要件一覧が必要な場合は、『NIST SP800-53r5
Security and Privacy Controls for Information Systems and Organizations』
※13
が実装ガイダ
ンスとともに対策要件の詳細なカタログを提供しています。また、『Open Security Controls
Assessment Language』( OSCAL)
※ 14
を利用して、対策のコンプライアンスチェックを自動化
することも可能です。
業界標準
特定の業界では、組織が準拠すべきセキュリティ管理フレームワークや基準も策定されて
います。その好例が、PCI Security Standards Councilが公開する PCI DSS(Payment Card
Industry Data Security Standard)
※15
です。PCI DSS は、決済処理に関与するすべての組織