
11.11
まとめ
397
11.10
脅威のトレーサビリティマトリックス
4章の終わりで、設計、実装、テストの完全性を保証するためにトレーサビリティマトリックスを利
用する必要性について述べました。脅威検知ユースケースに関する議論の冒頭でも、脅威に対する網
羅性を確保するためにトレーサビリティマトリックスを利用することを提案しました。表 11-14 に示すよ
うな表をスプレッドシートに作成し、すべての脅威の検知・対応・テストが完全に網羅されていること
を示すことを提案します。
表 11-14 脅威の検知と対応のトレーサビリティマトリックス
脅威 ID 脅威 検知 ID 検知ユースケース IR ID インシデント対応ランブック IR テスト ID
T05 大量データ
漏洩
C05.1 データベース漏洩
検知
IR10 データベース漏洩インシデン
ト対応
Test_IR_003
インシデント対応ランブックの脅威と検知のマッピングが 1対1である可能性は低く、複数のマッピ
ングをサポートするためにテーブルを拡張する必要があるかもしれません。識別子とタイトルを分離す
ることで、フィルタリングとマッピングの検索が容易になります。
11.11
まとめ
本章では、まず、RACI表、プロセス、手順書、作業指示書を用いて、セキュリティサービスをど
のように記述するかを検討しました。これはアーキテクトが関与する活動であり、システムのセキュ
リティとコンプライアンスの継続的運用を保証するために非常に重要です。支援を受けることは可能
ですが、技 ...